2023年の大河ドラマ『どうする家康』のロゴマークが斬新すぎて気になると話題です。
これまでの大河ドラマのタイトルなどでは見たことがないデザイン!
今回、どうする家康のロゴのデザイナーは誰か?丸い斬新なデザイン秘話を調べました。
どうする家康のロゴのデザイナーは3人組ユニット
どうする家康のロゴのデザイナーは3人組ユニット『GOO CHOKI PAR(グー・チョキ・パー)』


GOO CHOKI PARは・・・
学生時代から友人同士だった浅葉球・飯高健人・石井伶で2015年に結成されたデザイン&アートユニット。
引用:2020年2月号 ブレーン
言語や思考を超えた “ビジュアルコミュニケーション” を用いて様々な領域で創作活動中!
3人のバラバラな得意分野をミックスして足し引きをしながら1つのデザインにギュッと昇華させるスタイル。
どうする家康の丸いロゴのデザイン秘話
2022年3月、ロゴ制作の依頼があった GOO CHOKI PARは・・・
家康・大河ドラマの歴史や過去のポスターなどを調べて、台本を読み込みながら制作したそうです。
デザインのコンセプト
【コンセプト】
どうする、どうする。
家康の頭の中は、ぐるぐるぐる。
行ったり来たり、巡り巡って
気づけばまるっと天下統一。強くもあり、弱くもある。
怒りもあり、優しさもある。
時代の激流のなかで、揺れ動く家康の人間味あふれる生き様。松本潤さんが表現する新しい家康像を
有機的かつ躍動感のある文字の表情で描き出したいと考えた。悩みながら、翻弄されながらも、なし得た天下統一の偉業。
引用:NHK
円形の塊は、一本道ではいかず必死に時代を転がり続けた
家康の人生の旅路を表現している。
こうして丸いロゴは・・・
家康の波乱万丈で必死に転がり続ける人生・和を尊ぶ精神性を表現して円形になったそうです。
このように作りあげたGOO CHOKI PAR3人は、どのような想いだったのでしょうか?
浅葉球の想い
斬新すぎる?と心配をしつつ、半年かけて何パターンもデザインした結果
新鮮さや勢いを大切にしたデザインが完成したと言います。
【伝統と斬新さのバランスとの闘い】を制したロゴはもちろん
沢山の人に『どうする家康』を観てほしいそうです。
飯高健人の想い
『どうする家康』のタイトルを聞いた時・・・
「我々の知らない家康が描かれる?」と感じたそうです。
グラフィックデザイナーの自分達にロゴ制作がきた事は
今までの大河の題字とは違う新しさを求められていると考えたとか。
石井伶の想い
曲線からなる文字は何かを強引に突き通すのではなく
行ったり来たりしながら歩んだ家康の激動の人生そのもの。
太かったり細かったりする線の抑揚で
家康の感情の揺らぎ・人生の栄枯盛衰を表したそうです。
また、ロゴの文字の読みやすさ・格好よさに特に時間をかけたとか。
GOO CHOKI PARの受賞歴・作品
GOO CHOKI PARの受賞歴
- NY ADC ゴールド、ブロンズ (ニューヨーク)
- One Show ゴールド、ブロンズ (ニューヨーク)
- D&AD イエロー、グラファイト、ウッド (ロンドン)
GOO CHOKI PARの作品
イッセイミヤケ、ナイキ、ソニー、ABEMA、Apple、Googleなどのグラフィックを手掛けています。
『東京2020パラリンピック』のアイコニックポスターも制作していました!

『渋谷スカイ』では空間装飾 “フラワーラッピング” を開催しました。
どうする家康のロゴをデザインした GOO CHOKI PAR は・・・
ロゴ・ポスターの他、空間装飾などの3次元デザインも手がける新進気鋭のデザイン&アートユニット。
新しくて強いエネルギーを感じる今回のロゴは、大河ドラマにもその熱量を注いでるようですね!

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