2023/02/28NHK『大奥』8話が放送されました。
吉宗役の冨永愛さんが圧倒的にカッコよくてバリバリ仕事をする反面、欠点がある人間臭い所が好きですね~
そんな部分が8話では、よく描かれていてグッときて泣きそうになりましたよ。
今回、大奥8話のドラマ感想として、吉宗(冨永愛)の欠点3つをまとめました!
※ネタバレ注意です!
大奥8話のドラマ感想・
吉宗(冨永愛)の3つ欠点は?
大奥8話のドラマに吉宗(冨永愛)の欠点が3つ出てきました。
そこが凄く魅力的で良かったので、感想を添えて紹介します!
①大奥の男の気持ちが分からない
吉宗(冨永愛)は相手が分からない子を産みます。
子を産めば良いだけで誰が父親かなんて関係ないってドライな考えだからです。
そこでピシャリと怒ったのが大奥総取締役の藤波(片岡愛之助)でした。
藤波の言い分
大奥の男たちは種馬。でも上様(吉宗)と恋をして選ばれて子が産まれた。その事が男たちの誇り。
その気持ちを汲んで、今後は、もう少し男たちに情をかけて欲しい。
これを受けた吉宗は・・・
男たちの気持ちなんて考えた事もなかった。人の気持ちが分からないから従えられないし、背かれる。
「私はどこか人として、スッポリと欠けているのかも」と杉下(風間俊介)に話す。
こうして、せつない表情で話す吉宗に、種無しの杉下(風間俊介)は言います。
「何一つ欠ける所がない者など、果たしてこの世におるのでございましょうか?」と、その欠けている所は自分が補うと応えました。
この言葉って・・・ 杉下自身、吉宗、両者が救われるし、なんだか私も救われて泣きそうになったよ
②江戸の民の悲惨な状況が分からない
医師である小川笙船:赤ひげ(片桐はいり)からの手紙が目安箱に入っていました。
江戸の民が、極貧・病気で無残な有様である・・・と。
さっそく吉宗(冨永愛)は、忠相:大岡越前(MEGUMI)と共に、江戸の町を見に行き、小川笙船と会います。
そこで吉宗だと知らない小川笙船は、やりきれない気持ちを吐き出します。
小川笙船の言い分
今度の上様(吉宗)は倹約しろってばかりでさ~ 逆さにしても鼻血もでない輩が大勢いるのに!
人は国の宝だろう?それとも貧乏人を人とは思ってないのかね~
これを受けた吉宗は・・・
「そなたの言う通りじゃ!」と吉宗だと名乗り、小川笙船の言い分を受け止めた。
こうして吉宗は『小石川養生所』を建て、薬草を育てて無料で病気を治す場所をつくりました。
質素倹約の裏で、極貧と病気で苦しむ民の事を知らなかった。その欠点を認めて対処する吉宗って素敵!
③病気の民の気持ちが分からない
吉宗(冨永愛)は『小石川養生所』をつくったので、病気の民は喜んでくれるだろうと思いました。
しかし、だれも養生所に来ません!
なぜ小石川養生所に民は来ないのか?
無料で療養できて、薬・食事・宿も与えられる。こんな事をお上がしてくれるはずがない。
育てている薬草が効くのか?実験台にされるのでは・・・と悪い噂がたった。
これを受けた吉宗は・・・
困惑したあとに笑い出してしまう。
「人の心とは摩訶不思議じゃ、やはり私には人の心など分からぬ」と、せつない表情。
これに対して “上様(吉宗)のお心が伝わってないだけ。伝えなおしましょう!” と、久通(貫地谷しほり)が動きます。
小石川養生所の良い噂を流して、町名主に見学させて、養生所を民に浸透させていきました。
こうして病気の民で養生所は一杯になり、吉宗は安心しました。
民のために養生所をつくったのに誰も来ない。怒りではなく「人の心が分からない」と、自分の欠点を責める吉宗って器がデカい!
吉宗(冨永愛)は『人の心が分からない』と自覚しているから人の話を謙虚に聞けるんですね~
将軍って俺様家業はワンマンになりがちだけど、吉宗は自分の欠点をさらすから、性格がカワイイ。
欠点があるから弱いから魅力が倍増している感じ!
このドラマを見て・・・人の気持ちって複雑だから簡単にが分かるって思わないように気をつけようと思いました。
あと9話・10話で終わるので、吉宗を見逃さずに見なきゃです!
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